車検費用の項目

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車検の費用はいくつかの名目によって構成されています。まず車検の費用は法定費用と車検基本料の2つによって構成されていることを理解してください。法定費用とは、自賠責保険料や自動車重量税、印紙代の3つです。いずれも自動車を保有している人には支払義務のある費用です。ちなみにこの法定費用はどこで車検を受けたとしても同じ車種である限り、費用に変わりはありません。ちなみに法定費用は平成27年1月現在、乗用車で1トンまでが43050円、1.5トンまでは51250円、2トンまでで59450円、2.5トンまでで67750円となっています。
軽自動車の場合、28970円になります。エコカーとして認められている自動車の場合、ここから多少の値引きが適用されます。車検基本料は、24ヶ月点検整備や検査代、代行手数料といった料金の総体をさします。ちなみに車検基本料は、店ごとに自分たちで独自に設定しています。車検費用が店ごとに異なるのは、この車検基本料の設定が異なっているからです。車検基本料が異なる理由として、どの程度の儲けを1件の車検で見込んでいるかがあります。薄利多売にするのか、少しでも1つの車検案件で多くの利益を確保するのかは考え方が異なります。またどこまで点検整備を行うかによっても変わってきますし、パーツを交換する場合どのようなパーツを使用するかでも料金は変わってきます。
点検整備を丁寧にやってくれる所の方が、より高く車検料金となる傾向が見られます。車検基本料で注意したいのは、どこまでが含まれるかという点です。消耗品の交換や追加整備が必要になると、当初の費用よりも追加でお金のかかってしまう可能性もあります。中には見積もりなどで安い料金になっているので依頼してみたところ、いろいろと名目をつけて追加料金を貸し、結局あまり割安な感じにはならなかったという事例もあります。価格だけでなく、どのような内容の見積もりなのかにも着目することです。

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