車検が切れたらどうなるの?

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車検の有効期限が切れると、その自動車を走行で運転することができなくなります。もし車検の有効期限が過ぎているにもかかわらず、自動車を公道で運転した場合、無車検車運行という違法行為に該当してしまいます。きちんと罰則規定も用意されていて、6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金となります。そして違反点数として6点減点されてしまいます。かなり重たい罪になると思いませんか?
ちなみに車検が切れると自賠責保険の有効期限も切れていることが多いはずです。自賠責保険は24か月分の保険料、つまり次の車検の有効期限までの保険料を前払いするという方式をとっているからです。
自賠責保険は別名強制保険といわれていて、公道で運転する自動車は絶対に加入しないといけないルールになっています。自賠責保険が切れている自動車を公道で運転した場合、無保険車運行という罪にも問われてしまいます。無保険車運行は、12か月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金となってしまいます。違反点数は無車検車運行と同様6点です。もしこの両方が該当する状態であれば、違反点数は一挙に12点になってしまいます。これは免許取り上げに該当する減点の数になります。もしも悪質と判断された場合には、裁判にかけられる可能性もあり、裁判所の判断によっては禁固刑を科せられるケースも十分想定できます。
さらに車検切れの自動車を運転していて、交通事故でもひき起せば、さらに大変な事態になります。おそらく車検切れのドライバーが加害者側の場合、実刑は免れないと思うべきです。しかも自賠責保険が切れた状態ですから、自賠責保険による賠償補償ができなくなります。そうなると経済的にもさらに厳しい事態に追い込まれることも十分想定できます。このように車検切れの自動車を運転するとかない大きなペナルティを受けないといけません。自動車を引き続き運転したいのであれば、車検切れにならないように計画的に受験する準備を整えておきたいところです。

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